2017/05/01

清澄庭園 大泉水 (東京)

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東京都江東区清澄にある清澄庭園は、明治の代表的「回遊式林泉庭園」で、都立文化財9庭園の1つです。   (2016年11月)

岩崎彌太郎が造園を計画、岩崎家3代にわたって造園工事が進められ、その後東京都に寄付されたものです。

大泉水    庭園の中心となる広い池で、その中に3つの中島を配置しています。


「長瀞峡」の石橋

池に突き出るように建てられた数寄屋造りの建物は 「涼亭」   ・・・ 都の歴史的建造物に選定されています。

「涼亭」と春日燈籠

「富士山」   ・・・ この庭園で、最も高く大きな築山


大泉水の中に配された 「中の島」   その奥の建物は庭園入口近くにある 「大正記念館」、大正天皇の葬儀に用いられた葬祭殿を移築したもの。

「中の島」へは、橋で渡れます。


「中の島」へ渡る橋

「中の島」 ハゼノキの紅葉 “櫨紅葉(はぜもみじ)”




「磯渡り」    池の端に石を点々と置いて、歩けるようになっています。

広々とした池の眺めが楽しめ、石を渡る度に景色が変化するように配置されているそうです。


「大磯渡り」

「芭蕉の句碑」  古池や かはづ飛び込む 水の音    ・・・ この句は、庭園近くの深川芭蕉庵で1685年の春に詠まれたそうです。


庭園の一隅にひっそりと 「石仏群」がありました。


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